![]() |
ママがわたしに言ったこと |
SIS company inc. のプロデュース作品のご紹介 |
「ママがわたしに言ったこと」 〜My mother said, I never should〜 by Charlotte Keatley |
《公演概要》 |
娘・母・祖母・曾祖母。時を超えて交錯する4つの愛、4つの人生。 母と娘。3組4世代に渡る女たちが、結婚や仕事、女性ならではの決断の瞬間を、
時を超えて語り合う『ママがわたしに言ったこと』。
出演作それぞれにその存在感を焼きつける女優4人
<木内みどり/渡辺えり子/大竹しのぶ/富田靖子>と、
緊密かつ硬質な舞台創りに定評のある旬の演出家・鈴木勝秀が組む待望の舞台、
この秋、上演決定!
| |
![]() この作品は、ロンドンに生まれマンチェスターに学んだ女性作家シャーロット・キートリーが、25歳だった1985年に書き下ろし、1987年マンチェスター・コンタクト劇場でプレミア公演の幕を開けました。 そして、更に改訂を重ね、1989年、ロンドン・ロイヤルコート劇場で本格的な初演の幕を上げ、その時間と空間を 自在に往還する大胆な劇構造や、女性だからこそ深くえぐることができる<母と娘>という、女同士の複雑かつ繊細な関係描写が、大きな反響を巻き起こしました。 このロンドンでの初演以後、フランス・ドイツ・デンマーク等々のヨーロッパ各国や、米国・カナダ、オーストラリア、イスラエルなどの世界各国で次々と上演され、<母と娘>という普遍的な関係への大胆なアプローチが、人種・言葉・歴史の異なる環境でありながら、ある種"心地よい痛み"にも似た共感を巻き起こし、各国で高く評価されてきたのです。 そして、2004年秋、執筆からおよそ20年の歳月を経て、最高のキャスト、旬の演出家の手によって、遂に日本で初演の日を迎えることになりました。 |
|
![]() そして、作家・出演者とともに強力な「女性」が揃うこのカンパニーを牽引するのは、今、最も注目を集める演出家・鈴木勝秀。自身のユニット「ZAZOU THEATER」では、男優中心の作品を多く手がけ、ソリッドな「男芝居」に定評のある彼が、個性・実力ともに華やかな女性陣とどのように渡り合うか要注目です。また、演出家のホームグラウンドとも呼べるほど鈴木が自作を上演し、構造・利点を熟知した<青山円形劇場>で展開するその演出にも期待が高まります。 | |
シス・カンパニーがこの秋、自信をもってお届けする『ママがわたしに言ったこと』。 誰もがそこに、必ず自分自身の物語を見つけるはずです。この作品は、あらゆる年代の女性たち、そして「母と娘」という複雑かつ愛すべき存在に絶対不可欠な<男性たち>にも必見の舞台です! 是非、ご期待ください! | |
〜Story〜 ドリス、マーガレット、ジャッキー、ロージー。 彼女たちはあろうことか、自分たちの「ママ」を殺そうと相談している。 紐で縛って線路沿いの穴のあいた場所へ連れていき、心臓に杭を打ち込む。それが彼女たちのプラン。 けれど、そのプランは決して成功することはない。 なぜなら本当は、ドリスはマーガレットの、マーガレットはジャッキーの、ジャッキーはロージーの「ママ」なのだから。 家庭を守ることが人生だったドリス、家族を思いながらも仕事を持とうと奮戦するマーガレット、自身の心と家族に 大きな隠し事をしながらも社会的成功を追い求めるジャッキー、保守的な"母"と奔放な"姉"の間で揺れるロージー。 戦争を間に挟んだ一世紀あまりの時の中で、彼女たちは違う時代・違うものと闘い、泣き笑いしながら精一杯に生きてきた4人の母と娘だ。 少女の憧れ、思春期の物思い、恋のときめき、社会に出る戸惑い、結婚の幸福と失望、命を授かる喜びと畏れ、そして、老いの中でたどり着く穏やかな諦め。 ひと色ではない、けれどひとつに結ばれている彼女たちの人生が、今、時を超えて出会う。 その先に見えるものは・・・・・・。 |
[ お問い合わせ ] |
公演概要 | スケジュール | キャスト・スタッフ | HOME |