シス・カンパニー公演 RED | |
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本公演は、10/4(日)に無事に千秋楽の幕を下ろしました。 皆様、ご来場ありがとうございました! |
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2009年、英国ロンドンでの初演以降、世界中で上演されている傑作二人芝居『RED』は、映画「ラスト・サムライ」や「007:スカイフォール」など多くのヒット映画の脚本で名を馳せてきた脚本家:ジョン・ローガンが、劇作でも非凡であることを証明した作品です。 翻訳・演出を手がける 小川絵梨子は、もはや細かい説明は不要なほど、日本の演劇界のトップを行く気鋭の存在です。シス・カンパニー作品でもおなじみですが、人間の愛憎、哀しみ、可笑しみを緻密に描き出す手腕への評価は、作品ごとに高まりをみせています —STORY—
1958年のある日。20世紀を代表する表現主義派の画家として、名声を手中にしていたマーク・ロスコ(田中哲司)のアトリエに、1人の画家志望の青年が訪ねてくる。 ニューヨークの有名レストランに巨大な壁画を描くという大きな仕事のオファーを受けたロスコが雇った助手のケン(小栗旬)であった。 まずロスコがケンに要求したのは、毎日朝から晩まで、キャンバスを張ったり、絵の具を混ぜたり、絵筆を洗ったり、画架を立てたり、下地の色を塗ったり、と実際に「絵を描くこと」とは無縁な「作業」ばかり。 しかし、その作業を通じ、ロスコの妥協知らずの創作美学を容赦なく浴びせられ、追いつめられていくケンと、己の芸術的視点に迷い、社会の評価への怒りや疑問にいきり立つことで、創作エネルギーをかき立てていくロスコは、時に反発し、対立しながらも、いつの間にか共に絶妙のタイミングで「作業」を重ね合わせていく・・・。 苦悩と葛藤の果てに、2人は理想の<赤>を追い求められるのだろうか?! 最後に2人が導かれていくのは、崇高な芸術的な高みなのか? はたまた、理想に裏切られた絶望の淵なのか?
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