シス・カンパニー公演 日本の歴史
SIS company inc. のプロデュース作品のご紹介

本公演は、2019年1/13(日)大阪公演千秋楽をもちまして、
全公演の幕を無事に下しました。
皆様、温かいご声援をありがとうございました!


ひと足お先に・・・
楽曲2曲が届きました!
三谷幸喜作品と「音楽」は、とても"親密"な関係です。
例えば、劇中で囁くように歌われていた楽曲が、セリフ以上にその人物の心情や情景を語りかけてきたり、繰り返されるテーマ音楽や、生で奏でられるピアノのメロディが頭の中で流れ続け、最後には口ずさみながら家路についたり……と、まさに「音楽」は、三谷作品では「もう一人の登場人物」と言えるでしょう。
そんな"親密な関係"に欠かせない存在が、舞台、映画、ドラマなどの劇中音楽やオリジナル作品で活躍し、近年の多くの三谷作品で音楽を手掛けてきた荻野清子です。作曲・編曲、そしてピアニストとして、長きに渡り三谷作品を支えてきた彼女は、三谷脚本に「音楽」の視点から切り込み、劇世界に新たな発見をもたらしてくれる貴重な存在なのです。時に軽やかで優しくキュートに、また時に重厚で壮大な荻野独自の音楽世界をも構築。オリジナル楽曲と舞台上での生演奏の力で雄弁に物語るその才能は高く評価されてきました。
そして、この度、いよいよ<三谷幸喜×荻野清子>コンビによる待望のオリジナル・ミュージカル「日本の歴史」が始動!「いつか荻野さんとオリジナル・ミュージカルを創りたい!」という三谷念願のプロジェクトが実現!過去の<三谷×荻野>コラボ作品とは手触りの異なる、まさに "新機軸"と言うべき新たなミュージカルの誕生です!

ミュージカルと言えば、「マイ・フェア・レディ」とか「レ・ミゼラブル」タイプを想像される方が多いせいでしょうか、本作のタイトルが「日本の歴史」と発表されるや、『ミュージカルなのに「日本の歴史」?!』という声が多数聞こえてきました。ある程度は、「うむ、三谷のことだ、普通のミュージカルとは違うだろうな」と予想はしていた方々にとっても、「日本の歴史」は驚きのタイトルだったようです。どんな物語が展開するかは幕が上がってからのお楽しみですが、現状の唯一の手掛かりが、公演チラシにも掲載されている冒頭の三谷からのメッセージです。

卑弥呼から始まる1700年に及ぶ『日本の歴史』を2時間半でって‥‥??。でも、そこは三谷幸喜のこと。
ただ1700年を駆け足で通り過ぎるわけはありません。どの時代の誰が舞台上に登場し、どのような出来事を描いていくのか、歴史上の出来事や登場人物たちの思いを、荻野清子がどのような楽曲に託して、この歴史ロマンが進んでいくのか、ミュージカルだからこそ紡げる1700年に及ぶ『日本の歴史』にご期待ください!

 

この長い歴史ロマンを紡ぐのは、速報の発表時から大きな話題を呼んでいる7名のキャストたち!

三谷によれば、およそ50名、いや、それ以上の人物が登場!それをたった7名のキャスト陣だけで、歌い、 踊り、演じるのですから、まさに【最強の7人】が揃いました! まず注目は、日本を代表する俳優の一人・中井貴一が長いキャリアの中で初めてのミュージカルに挑むことです。同い年の三谷幸喜とは、互いに信頼関係を築きながら舞台と映像両分野で良質な作品を残してきましたが、今回のミュージカル初挑戦に一番驚きを感じているのはご本人かもしれません。でも、ひとつの作品の中で、この名優が様々なタイプの役柄を演じ分ける姿が見られるなんて、ファンのみならず嬉しいところ。何よりも、その歌声が待ち遠しい限りです! そして、映画『ギャラクシー街道』以来、約3年ぶりの三谷作品出演となる 香取慎吾 久々に三谷オリジナル・ミュージカルの世界に帰ってきます。ニューヨークで初演されたミュージカル『TALK LIKE SINGINGでは、自分の心情を歌でしか表現できない繊細な青年を演じた香取。これまで多くの三谷作品で様々な表情を見せてくれましたが、今回は、長い歴史の中の、どの時代に登場し、何役を担うのでしょうか。最初から最後まで一瞬も目が離せないことは間違いなし!これまで見たことのない香取慎吾が舞台上を駆け回ることでしょう。そのTALK LIKE SINGINGで膨大な英語での台詞を操り、歌に踊りに躍動した川平慈英この新作に参戦です!もちろん『オケピ!』での“ポジティブ・シンキング・マン”の印象は今も鮮やか!近年は、シルビア・グラブと共に圧倒的な歌唱力で大人の恋バナを綴った三谷版「ショーガール」シリーズで大活躍。日本のエンタテイナーの第一人者としてもお馴染みです。こうして振り返ると「三谷の音楽作品には必ず川平慈英あり!」。それでも本作のように時空をまたいで何役にも扮するのは初めて。新たな出会いから生まれる川平のエネルギーに注目です!また、『TALK LIKE SINGING』に出演した 新納慎也は香取慎吾同様、三谷ミュージカルには久々の出演です。 もちろん多くのミュージカルでファンを魅了してきた新納ですが、最近では三谷脚本ドラマ、しかも「歴史モノ」で大活躍!大河ドラマ『真田丸』で演じた豊臣秀次が世を去れば “秀次ロス”現象を引き起こし、ドラマ『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』では人生初の剃髪姿で杉田玄白役を熱演…と、このキャスト陣の中では「三谷幸喜×歴史物語」を一番身近に感じている人物かもしれません。そして、女優陣もしなやかで弾むような顔ぶれが勢ぞろいしました!その筆頭は、今回の三谷オリジナル・ミュージカル構想のインスピレーションと言っても過言ではない シルビア・グラブです。彼女の魅力が炸裂した『ショーガール』シリーズでは、三谷が思い描いていた「音楽と芝居の関係の理想像」を見事に体現!観客の目を惹きつけ離さない、その華やかな容姿が醸し出すオーラはもちろん、確かな歌唱力と表現力が生み出すダイナミズムは唯一無比の存在です。ミュージカルのみならずストレートプレイでも、読売演劇大賞優秀女優賞、菊田一夫賞に輝くなど、その演技力が高く評価されています。さあ、ミューズ・シルビアに託された役柄は!? また、AKB48卒業後、積極的に舞台に進出。最近も『にんじん』、『ゴースト』とミュージカルに情熱を傾けている 秋元才加 は、『国民の映画』(再演)で三谷作品初登場以来、映画『ギャラクシー街道』、ドラマ『黒井戸殺し』と立て続けに三谷作品との縁を深めてきました。作品を重ねれば重ねるほど、その俳優への観察眼が鋭くなるという三谷幸喜のことです。俳優全員が複数の役柄を演じる本作で、秋元才加に、どのような役柄を何役託すのでしょうか? 期待は高まります。 そして、最後にご紹介するキャストは、三谷作品初出演の 宮澤エマです。その知的なたたずまいと的確なコメント力で情報教養番組等でおなじみの宮澤ですが、情感あふれる伸びやかな歌唱力とおおらかでピュアな演技は、多くのミュージカルファンを魅了してきました。今回が初顔合わせの三谷作品になりますが、澄んだ歌声同様、作品に真っすぐに向き合い、複数の役柄を歌い演じながら、本作にフレッシュな風を吹き込んでくれることでしょう。 
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