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1928年、米国ワシントンD.C.生まれ。生後2週間で、ニューヨーク郊外に住むオルビー家に養子に出される。 このオルビー家は、劇場チェーンを経営する大富豪で、彼は幼少の頃から観劇に親しむなど何不自由なく育てられた。しかし後年、“両親も私も、親であること、息子であることが不得手であった”と述べているように、愛情に恵まれない少年時代を送り、唯一心を許したのは、養祖母だけであったという。少年時代から文才を 認められていたが、その内容と行動は反抗的で反体制的であり、学校も転入と放校処分を繰り返していた。 20歳の頃、家を離れ、グリニッジ・ビレッジで職を転々とする生活を続けていながらも、家族で唯一親しかった養祖母からの信託財産を得て、21歳から30歳の誕生日を迎えるまで、経済的に貧窮することなく、次第に劇作の道へと専心することとなった。1958年、その誕生日直前に「30歳になる自分へのプレゼント」として 執筆した「動物園物語」は、執筆直後には認められず、アメリカでの上演には至らなかったものの、巡り巡って59年9月、西ベルリンでドイツ語翻訳による世界初演。その4ヵ月後の’60年1月にオフ・ブロードウェイでアメリカ初演を果たしセンセーションを呼び、オビー賞にも輝いた。その後、’62年にブロードウェイで発表した『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』は、664回ものロングランヒッ トを記録し、トニー賞を受賞。 また、『デリケート・バランス』、『海辺の風景』、『幸せの背くらべ』で3度のピュリッツアー賞を受賞。『山羊、またはシルビアって誰?』で、2002年度トニー賞ベストプレイ賞、2005年には、トニー賞特別功労賞を受賞。 今年、満82歳を迎えた現在も、現役で精力的な活躍を続けている。 |
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