シス・カンパニー公演 日本の歴史
SIS company inc. のプロデュース作品のご紹介

 三谷幸喜作品と音楽は、とても“親密”な関係です。
タイトルに「ミュージカル」「音楽劇」と大きく打ち出されていなくても、劇中で囁くように歌うオリジナル楽曲がセリフ以上にその人物の心情を物語ったり、またあるときは、劇中で皆が大声で歌っていた小学校の校歌が劇場を出るときには耳から離れず、口ずさみながら家路についたり……と、実は「音楽」が大きな力を発揮していた作品も数多く上演され人気を呼んできました。
 今回、そんな三谷幸喜の最新作が、タイトルは未定のまま「オリジナル・ミュージカル」とだけ発表されたとき、まず皆さんが思い浮かべたのは、『オケピ!』(2000年初演)や『Talk like singing』(2009年ニューヨーク初演)であったり、ショー形式の『ショーガール』だったかもしれません。その過去のミュージカルのタイプに、発表された豪華メンバーの顔ぶれを当てはめながら、色々と想像を巡らせていたのではないでしょうか。

 そして、いよいよタイトルが『日本の歴史』に決定。作品についての三谷のメッセージが上記の言葉です。

 1700年に及ぶ『日本の歴史』の物語……。さて、一体何が待っているのでしょう? どうやらこれは『オケピ!』でも『Talk like singing』でもない、三谷幸喜ならではの新しいミュージカルの世界の予感……。
このコメントにあるように、卑弥呼が登場するのは明らかなようですが、とは言ってもそこは三谷幸喜のこと。
卑弥呼が華やかに歌い踊るだけとは思えませんし、卑弥呼の時代から順番に出来事を追って進むだけとも思えません。または源平合戦だったり元禄の世であったり明治維新を背景に大がかりなダンスシーンでも出てくるのでしょうか?どの時代の誰がどのように登場し、どのような音楽に託して物語が進むのかも、まだまだヴェールの向こう側…。でも、そんなことはどうでもよいこと!なぜなら、これはミュージカルなのですから!!
ミュージカルだからこそ紡げる1700年に及ぶ『日本の歴史』をお楽しみにお待ちください!

 この長い歴史を紡ぐ語り部は、速報発表時から大きな話題を呼んでいる7名の注目キャストたち!三谷曰く、メインの登場人物だけでも50名以上とのこと。それをたった7名だけで演じ分けます!それもミュージカルならではのマジックなのでしょうか?
 まず注目すべきは、日本を代表する俳優の一人・中井貴一が長いキャリアの中で初めてのミュージカルに挑むことです。同い年の三谷幸喜とは舞台と映像両分野で長きに渡り、互いに信頼関係を築きながら良質な作品を残してきましたが、今回のミュージカル初挑戦に一番驚きを感じているのはご本人かもしれません。
でも、ひとつの作品の中で、この名優が様々なタイプの役柄を演じ分ける姿が見られるなんて、ファンのみならず嬉しいところです。何よりも、どのような歌声を聞かせてくれるのか、待ち遠しい限りです!
 そして、舞台では『burst!〜危険なふたり』以来、約3年ぶりの三谷作品登場となる 香取慎吾 が久々に三谷オリジナル・ミュージカルに帰ってきます。前作『Talk like singing』では、自分の心情を歌でしか表現できない繊細な青年を演じた香取。今回は、歴史のどのシーンを何役で担うのでしょう。これまで勤王の志士、繊細な少年、爆弾に翻弄される青年、宇宙人(!)と三谷作品で様々な表情を見せてくれましたが、今回は?!
 その『Talk like singing』からは、川平慈英新納慎也も『日本の歴史』に参戦。様々な演劇シーンを支えてきた二人は、三谷作品との関わりも深く、最近では、川平は舞台「ショーガール」シリーズ、新納はドラマ『真田丸』、『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』に出演。三谷が彼らに託す役柄はいかに??
 そして、女優陣もしなやかで弾むような顔ぶれです。日本のミュージカルシーンには欠かせない地位を築き、三谷作品『国民の映画』で読売演劇大賞優秀女優賞に輝いたシルビア・グラブ。彼女は『ショーガール』でも川平と共に活躍し、三谷が考える音楽と芝居の関係の理想像を描いている存在と言えます。
 また、AKB48卒業後、積極的に舞台に進出。最近も『にんじん』、『ゴースト』とミュージカルが続いている 秋元才加は、『国民の映画』(再演)で三谷作品初登場以来、映画『ギャラクシー街道』、ドラマ『黒井戸殺し』にも出演。三谷作品との縁を深めた彼女に、三谷がどのような役柄を託すのか期待が高まります。
 そして、最後にご紹介するのは、三谷作品初出演の 宮澤エマ。知的なたたずまいと言動で情報番組等でもおなじみの宮澤ですが、その伸びやかな歌声とおおらかでピュアな演技は多くの観客を魅了してきました。
本作で複数の役柄を演じ歌いながら、フレッシュな風を吹き込んでくれることでしょう。

 さて、本作の最も重要なパート「音楽」を担うのは、もちろん 荻野清子です。
近年の舞台、映像作品で三谷の劇世界を支え、その世界観を音楽の力で雄弁に物語ってきました。シス・カンパニー公演をご覧の皆様は、2017年上演の「子供の事情」を思い出されるのではないでしょうか。これはミュージカルとは銘打っていない作品でしたが、荻野清子作曲・演奏の音楽は、まさに11人目の登場人物として舞台上を駆け巡っていました。ご本人も舞台袖に設置されたピアノに向かい、時には優しい音楽の先生が生徒たちを見守るかのように、また時には、子供たちの心情を代弁するかのように、大きな存在感を残していました。
 そして、今回のオリジナル・ミュージカル「日本の歴史」で、三谷幸喜の新機軸となるであろう新たなミュージカルの世界を共に創り出そうとしています。 楽曲、演奏にもご注目ください。

 
ミュージカルだからこそ紡げる1700年に渡る歴史物語! シス・カンパニー公演『日本の歴史』に是非ご期待ください!

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