シス・カンパニー公演 風博士
SIS company inc. のプロデュース作品のご紹介
 太宰治、夏目漱石、長谷川伸、能「黒塚」、江戸川乱歩、、、と、さまざまな日本文学から新たな劇世界を創出してきた「日本文学シアター」シリーズも本作で第6弾!
北村想の自在な発想の翼は、昭和が生んだ無頼の作家・坂口安吾の世界へと羽ばたきます。
また、これまで小劇場空間ならではの濃密な舞台づくりが特徴のひとつであった日本文学シアターシリーズですが、第6弾「風博士」では、東京公演:世田谷パブリックシアター、大阪公演:森ノ宮ピロティホールへと劇場空間も広がります。
さてさて、あの晴れやかな青空の下、はるかな大陸の向こうには、一体、何が待っているのでしょうか?
それは、また追々お話していきましょう。。。お楽しみに。。。
2012年に北村想の名作「寿歌」をシス・カンパニープロデュースで上演した際、近代日本文学へのリスペクトを込め、名作戯曲や文学作品、作家をモチーフに新作を生みだそうという構想が、北村想とSISプロデューサー北村明子の間で立ち上がり、翌13年にシリーズスタートが早くも実現した。
和歌・連歌の手法に、古歌の語句や趣向を取り入れて新しい表現を用いて歌を詠む「本歌取り」という技法があるが、まさに現代戯曲における「本歌取り」と言える斬新なアプローチがその特徴。当初はシリーズ3作で完結予定の“短期決戦企画”であったが高い評価と人気を獲得。その声に後押しされ、4作以降のシリーズ継続が決定した。
シリーズ4作目「黒塚家の娘」からは、近代文学という枠組みにとらわれず、「能」の世界を「本歌」としてセレクト。
現在では、日本文学全般へのリスペクトを表現する、シス・カンパニー公演の定着した人気シリーズとなっている。
演出は、寺十吾(じつなし・さとる)が担当。北村想の世界観を熟知した演出には定評がある。

【1】 日本文学シアターVol.1【太宰治】 『グッドバイ』 
出演:段田安則・蒼井優・柄本佑・半海一晃・山崎ハコ・高橋克実
2013年11月29日(金)〜12月28日(土)  シアタートラム

○太宰治の未完の絶筆『グッド・バイ』をモチーフに、段田安則と蒼井優の不思議なラブロマンスが物語の中心。軽妙な中に透明感を湛えた「大人の青春物語」と評判を呼び、その年の最も優れた新作戯曲に贈られる「第17回鶴屋南北戯曲賞」に輝いた。
【2】 日本文学シアターVol.2【夏目漱石】 『草枕』 
出演:段田安則・小泉今日子・春海四方・山田悠介・浅野和之
2015年6月5日(金)〜7月5日(日) シアタートラム

○夏目漱石の初期の名作『草枕』の流れに、原作モデルとなった実在の女性から得たインスピレーションを大胆に加味。ヒロイン:小泉今日子に、初の演劇賞となった「第50回紀伊國屋演劇賞個人賞」と「第23回読売演劇大賞優秀女優賞」をもたらした。
【3】 日本文学シアターVol.3【長谷川伸】 『遊侠 沓掛時次郎』 
出演:段田安則・鈴木浩介・渡部秀・西尾まり・萩原みのり・戸田恵子・金内喜久夫
寺十吾(〜9/15まで)・松澤一之(9/16〜)
2016年 8月27日(土)〜10月2日(日) 新国立劇場小劇場

○第3弾は、大衆演劇の巨星:長谷川伸の人気作「沓掛時次郎」 にアプローチ!“血沸き肉躍る“いわゆる“股旅モノ”の代表作をモチーフに、旅芸人一座「長谷川團十郎一座」が劇中劇で演じる「沓掛時次郎」の義理と人情の世界と、現実の旅役者たちの舞台裏とがスリリングに交錯。心も湧き立つエンタテインメント要素にも彩られた「大人のおとぎ話」と絶賛された。
【4】 日本文学シアターVol.4【能「黒塚」より】  『黒塚家の娘』 
出演:風間俊介・趣里・高橋克実・渡辺えり
2017年5月12日(金)〜6月11日(日) シアタートラム

○当初、<段田安則主演3作をもって完結>予定だった本企画が、好評の声に支えられシリーズ継続が決定。それまでの「近代文学」の枠を飛び越え、一気に室町の世までさかのぼり、「安達ケ原の鬼婆伝説」がベースの能「黒塚」がモチーフに!奇々怪々で、オモシロ怖い“北村想版ファンタジーホラー”が誕生した。
【5】 日本文学シアターVol.5【江戸川乱歩】  『お蘭、登場』 
出演:小泉今日子・高橋克実・堤真一
2018年6月16日(土)〜7月16日(月・祝) 東京:シアタートラム
2018年7月19日(木)〜7月26日(木) 大阪:サンケイホールブリーゼ

○第2作「草枕」で自身にとって初の演劇賞を獲得した小泉今日子がシリーズ再降臨!シリーズ初の大阪公演も実現した。
大正から昭和にかけて活躍した日本ミステリー界の祖=江戸川乱歩にアプローチした本作は、乱歩特有のエンタテインメント性を、北村想が軽やかに鮮やかにめくるめく迷宮世界へと紡ぎあげた。影のテーマとして「冤罪」をも盛り込んだ巧妙な劇作術も光った。

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シス・カンパニー 03-5423-5906
(平日11:00〜19:00)
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