シス・カンパニー公演 エノケソ一代記
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 本公演は、2016年12月26日(月)に無事に千秋楽の幕を下ろしました。
ご来場、誠にありがとうございました。
  NHK大河ドラマ「真田丸」に全力投球だった三谷幸喜の2016年。その大河ドラマ後、初の戯曲となるのが、シス・カンパニー公演「エノケソ一代記」です。久々の書下ろし戯曲への期待感はもちろんですが、その顔ぶれも、速報発表時から大きな話題を呼んできました。
 主人公エノケソには、伝統的な歌舞伎演目での演技はもちろん、スーパー歌舞伎U『ワンピース』での独創的な取り組みも絶賛を浴びている 市川猿之助。そして、その妻役には、現在、映画、ドラマ、CMに大活躍中の 吉田羊 を迎え、昭和の喜劇王エノケンこと榎本健一に憧れた、ある無名の喜劇役者とその妻との泣き笑いをお届けしていきます。
 三谷幸喜と市川猿之助との顔合わせは、今から10年前の2006年、PARCO劇場で上演した三谷幸喜作・演出による歌舞伎『決闘!高田馬場』に遡りますが、もちろん「三谷幸喜作の現代劇主演」は今回が初めてのこと。
そして、2009年東京サンシャインボーイズ15年ぶりの公演『returns』への出演で脚光を浴び、以降、各メディアで目覚しい活躍をみせている吉田羊にとっては、2014年再演の三谷幸喜作・演出『国民の映画』以来の舞台出演となります。
 そんな2人が演じるのは、昭和の喜劇王「エノケン」こと榎本健一に憧れ、彼を愛するがゆえに、その通りに生きたいと願い、目指している男エノケソとその妻。このエノケソ夫婦は、エノケンならぬ「エノケソ一座」を率いて、全国各地を回り、浅野和之、春海四方 が演じる仲間たちや、山中崇、水上京香 ら、エノケソ夫婦を巡るさまざまな人物たちと絡みながら、「愛するエノケンに近づく道」をひたすらに歩んで行きます。
そして、よく見れば、その出演者リストの最後には 三谷幸喜 の名前が・・・。
ポスターとチラシには、何やら含みがありそうな三谷の顔写真が・・・・。 
さてさて、三谷はどのような役柄なのか? ずっと出ずっぱりなのか? はたまたカメオ出演に近いのか、、、?
 それにしても、このポスターチラシで豪快に笑う三谷幸喜の風体と表情は、エノケンと共に「エノケン・ロッパ」として一世を風靡した古川ロッパそのもの・・・。 
ここは、実に24年ぶりの本格的な舞台出演になるという俳優・三谷幸喜の演技にも注目することにいたしましょう!
榎本健一=エノケンは、昭和初期から、当時の大衆文化の中心地=浅草を皮切りに活躍し、日本の「喜劇王」として君臨した人物です。現代は、テレビだけでなく携帯端末でも簡単に、「スター」たちの動く姿を楽しめる時代ですが、テレビがない時代には、映画やブロマイドでしか顔を知らないわけですから、いとも簡単にスターの偽者が闊歩できたのでしょう。「エノケン」の偽者「エノケソ」たちも、全国アチコチで公演を行い、それぞれが熱狂的に歓迎されていたと言われています。「我こそはエノケン!」と言われれば、皆、「そうか・・・」と、受け容れる側も「ホンモノ」と信じて熱狂していたり、「ニセモノ」とわかっていながら、その芸を受け容れて楽しんだり、それがひとつの娯楽として成立していたのかもしれません。
 本作の主人公「エノケソ」も、そんな愛すべきニセモノのひとりです。「エノケソ一座」を率いて、日本全国を興行しながら旅をしています。何をするのも、愛してやまないエノケンに近づくため!
そして、物語の最後には、「エノケソ」にあるチャンスが訪れます・・・。 そこに待っている結末は、いかに!?
三谷幸喜とシス・カンパニーがお送りする2016年を締めくくる作品「エノケソ一代記」
ニセモノが大活躍するホンモノの舞台で、泣いて笑って、2016年の締めくくりをお楽しみください!
「東京サンシャインボーイズ」の初期に、「一橋壮太朗」の芸名で自ら出演していたことがある。
また、俳優・三谷幸喜のクレジットとしては、2002年にケラリーノ・サンドロヴィッチが中心となり立ち上げた「空飛ぶ雲の上団五郎一座」への出演はあるが、これがいわばコント公演だったことを考えると、「俳優」としての「演劇舞台」への出演は、1992年の自作『Vamp Show』以来、実に24年ぶり! 当時、共演の古田新太とアドリブ合戦で盛り上がり、舞台袖に戻ったところで演出家に、「この芝居をムチャクチャにするつもりかっ!」と怒鳴られ、甚く反省・・・。俳優としてのキャリアを断念したのだとか・・・。

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シス・カンパニー 03-5423-5906
(平日11:00〜19:00)
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