シス・カンパニー公演 ドレッサー
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本公演は、7/28(日)に無事に千秋楽の幕を下ろしました。
ご来場誠にありがとうございました。

1980年の初演以来、世界中の演劇人に愛されてきた戯曲『ドレッサー』が、三谷幸喜演出で上演されます。
シチュエーション・コメディの名手にして、演出家、映画監督、そして2012年には文楽にも挑戦・・・と、その才能を武器に次々と話題作を発信し続けている三谷幸喜にとって、自身の書下ろし以外の作品を演出するのは、2012年チェーホフ『桜の園』に続き2作目。そして、本作『ドレッサー』は、三谷が初めて演出に挑む英国の翻訳戯曲であり、長年、上演を熱望していたという憧れのバックステージドラマです。
 83年に映画化され大ヒットしたことで一躍世界中に知られることになった本作は、第2次世界大戦下の困難の中でも巡業を続けるシェイクスピア劇団の楽屋がその舞台。 ある夜の上演をめぐって、その“舞台裏”で右往左往しつつ繰り広げられる演劇人たちの悲喜劇が、軽妙なテンポで描かれていきます。突拍子もないほど個性的な一人一人のキャラクター造形と彼らが交わす会話の絶妙さ、細部まで張り巡らされた緻密な仕掛け、最後に観る者の心を揺さぶる、ほろ苦さを秘めたクライマックスの描き方など、今もなお演劇人たちだけでなく、観客を唸らせる手口の数々があちこちに・・・。
 今もなお世界中の演劇人を魅了し続けている傑作戯曲です。

第2次世界大戦下の英国。空襲が激しさを増す中、とあるシェイクスピア劇団の楽屋では、 「サー」と呼ばれる老座長(橋爪功)が、折からの空襲と戦時下の心労で心神喪失気味・・・。
その上、戦時下にあっては、若い俳優もいなくなり、手持ちのコマはわずかな人数の厄介者揃い。
座長夫人(秋山菜津子)やベテラン舞台監督(銀粉蝶)は公演中止を主張するが、長年「サー」に 献身的に仕えてきた付き人・ノーマン(大泉洋)は、今夜の演目『リア王』を何とか開幕させようと、 甲斐甲斐しく「サー」の世話をやきながら、叱咤したり、なだめたり、激励したり、と奮闘努力を惜しまない。
果たして、今夜の舞台の幕は上がるのだろうか?!ノーマンは「サー」を舞台に送り出せるのか?!

 この傑作に憧憬を抱き続けてきた一人が、日本を代表する“喜劇作家”三谷幸喜その人!若き三谷幸喜に多大な影響を与えたという本作のニュアンスは、三谷の劇団時代の代表作「ショウ・マスト・ゴー・オン〜幕をおろすな」をはじめとするバックステージモノに感じ取ることができます。 また、三谷作品の多くが、演劇・映画・音楽・絵画など、芸術活動に情熱を傾ける人たちに尊敬と愛情豊かな眼差しを注いでいることも、この『ドレッサー』の世界観とのつながりを感じてしまいます。
 その三谷幸喜が、この“一分の隙もない”ような完成された戯曲に、一人の演出家として向き合うことで、どんな手触りの作品が飛び出してくるのか・・・・期待は高まります。

 そのカギを握るキャスト陣も充実の顔ぶれが揃いました。
 「サー」を演じる橋爪 功 は、代表を務める「演劇集団円」に軸足を置き、舞台のみならず各メディアで賞賛を浴び続けていますが、硬軟巧みに演じ切る、まさに「巧い役者」の代名詞のような存在。三谷作品は、過去に、三谷脚本の映画に出演したことはあるものの、舞台では初顔合わせとなります。そして、自身の演劇ユニットTEAM NACSを離れての客演は、三谷幸喜作・演出舞台「ベッジ・パードン」以来2作目という大泉 洋が、再び三谷演出にその舞台俳優としての可能性を託します。 面白いのは、彼が演劇の面白さに目覚めたのは、大学時代にテレビで見た三谷作・演出「ショウ・マスト・ゴー・オン」だったとのこと。それがきっかけで劇団活動にも力を入れ始めたというのですから、大泉と本作『ドレッサー』との因縁を感じざるをえません。また、秋山菜津子・平岩 紙・銀 粉 蝶 の演劇界で大活躍を続ける女優陣が本作で初めて三谷演出舞台に挑み、三谷幸喜の世界を熟知した 梶原 善 と 浅野和之 は、この傑作戯曲に三谷テイストを加味する重大な役割を担います。

演劇に携わる人のみならず、芸術を愛するすべての人々への敬意と愛を込めて!!
三谷幸喜と充実のキャスト陣、そして、シス・カンパニーがお贈りする、この愛すべき人間ドラマにご期待ください!


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シス・カンパニー (03)5423-5906
番号はお確かめの上、お間違えないようおかけください。