エドモンド〜EDMOND by David Mamet〜
SIS company inc. のプロデュース作品のご紹介
《公演概要》
世界の演劇界を震撼させ続ける
デイヴィッド・マメットの超衝撃作がついに日本初上陸!
<演出・長塚圭史×主演・八嶋智人>に小泉今日子も参戦する
興奮のマメット・ワールド!
常に「時代」を語り、常に「時代」を映し出す鏡となる作品を世の中に問い続けてきたアメリカの劇作家デイヴィッド・マメット。アメリカでは、彼が活躍を始めた70年代から現在に至るまで、マメットの新作は発表される度に、熱い議論の渦を巻き起こし、社会的にも大きな話題を提供し続けてきました。

彼は常々、『我々芸術家が表現するものは、"時代の魂"から生まれたものであり、芸術家は"社会意識の先陣"であるべき』と語っていますが、その創造者の使命感とも呼ぶべき意識は、言葉の通り、時代や社会背景を反映した問題作を数多く産み出してきました。しかし、彼の作品が、常に人々の心を揺さぶり続けるのは、彼が取り上げる衝撃的で強烈なテーマや、独特の激しく叩きつけられる猥雑なセリフの洪水に圧倒されるから……それだけが理由ではありません。彼が突きつけるナイフのような洞察力は、"人間の愚かしさや虚無感"を切り裂くためだけでなく、"人間の魂"を暗闇から光の世界へと導くために向けられている、と感じられるからなのです。あたかも、"現代のおとぎ話"を見るように、人々の心に入り込んでくるからなのでしょう。
そんなマメット作品は、これまで日本でも『オレアナ』、『ライフ・イン・ザ・シアター』などが紹介されていますが、"ダーティーでありながら崇高なマメットの真髄"が最も如実に、かつ最も過激な手法で描かれているのが、本作品『エドモンド』なのです。
この作品は、1982年6月にシカゴで初演され、4ヵ月後に戯曲の舞台ともなったニューヨークで上演されました。80年代の最も危険だった頃のニューヨークの呼吸を戯曲に仕組んだストーリー展開は、地元の人々に戦慄を与え、切実な共感と共に激しい論議も巻き起こしました。賛否両論の議論の中、ニューヨーク初演は、2ヶ月ほどで打ち切られてしまいましたが、マメットはこの作品で三度目のオビー賞を受賞。以後、2003年に英国ナショナル・シアターで上演された名優ケネス・ブラナー主演バージョンに至るまで、21世紀を迎えた現在でも、各国で度々上演されています。その度に初演と変わらぬ衝撃を観客たちに与えているのは、ごくノーマルな人間が、ちょっとした間の悪さで、日頃の鬱屈が暴走し、たちまち転落の一途をたどり、周囲に追い詰められ、   揚句は犯罪の加害者にもなり得る……、という主人公・エドモンドの姿が、私たち現代の都市生活者の目に、とても現実的なものとして映るからなのかもしれません。
ところで、つい20年ほど前までは、こんな話は、外国だけの話でしたが、現在の日本ではどうでしょう? 
東京が80年代のニューヨークと同じくらい危険で、酷薄な街になり果てつつある今、私たち日本人も、エドモンドの心の内を垣間見て、深く共感出来る、そして、共感しないではいられなくなった現実に直面しています。
そこで、私どもシス・カンパニーでは、このマメット戯曲の真髄が溢れた戯曲の上演権を取得。マメット戯曲の魅力をそのまま尊重しながらも、表現面においては、日本人が演じて、日本の演劇ファンの共感を得られるような形で上演したいと、最強のスタッフとキャストで日本初演実現に漕ぎ着けました。

演出には、「ウィー・トーマス」、「ピローマン」等々、翻訳戯曲に独自の視点とその感性で切り込み、新たな生命を吹き込む手腕が高く評価されている 長塚 圭史 を迎え、主人公<エドモンド>には、確かなセリフ術と身体表現に裏付けされた実力が、幅広く認知されている 八嶋 智人 を配しました。
また、エドモンドを転落へと翻弄していく登場人物たちは、まさに私たちを取り巻く現代の社会そのものです。
30役に近くにものぼる登場人物たちを演じるのは、大森 博史酒井 敏也小松 和重中村 まこと平岩 紙明星 真由美、そして、永遠のアイドルにして真のアーティスト:小泉 今日子 という、いずれ劣らぬ強烈なキャラクターと実力をもつ男女7人の俳優たち。早変りに次ぐ早変りで30人近くの役を演じ分け、青山円形劇場を縦横に駆けめぐりながら、現代人の誰もが抱いている悲哀と孤独を浮き彫りにしていきます。
<最強の7人>の力を得て、この芝居は幾重にも魅力を増し、エドモンドに自己投影して舞台を見つめる観客の魂を刺激し、傷つけ、そして、<暗闇から光の世界>へと導くことでしょう。


長塚圭史 演出の下、青山円形劇場という濃密な空間の中で、八嶋智人と7人の巧者たちが描き出す人間の魂の姿……日本初演「エドモンド」にご期待ください!

Story
"あなたは、ご自分が本来いるべき場所にいらっしゃいませんね。。。。。"
ニューヨークに暮らす、平凡なサラリーマン・エドモンドは、ある日、占い師にこう告げられる。
この言葉をきっかけに、妻の怒りを買い、家を追い出された彼は、イカサマ賭博師、ポン引きや娼婦たちが徘徊する怪しげなニューヨークの夜の街へとさまよい出す。
行く先々でもみくちゃにされるエドモンド。
放浪の果て、彼がたどり着く結末は・・…。

[ お問い合わせ ]
シス・カンパニー (03)5423-5906
番号はお確かめの上、お間違えないようおかけください。


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